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『Samba』の導入

執筆者 | 2020年10月20日

Samba(サンバ)の導入。

単純にウェブサイトの公開や、MySQLの使用だけならはっきり言ってレンタルサーバーで十分だし、その方が管理の手間が軽減できると思います。
ただ、有り余るディスクスペースやサーバーとしての環境を余らせておくのはもったいないので、ファイルサーバーとしての活用方を模索してみましょう。

利用するのは【Samba】と呼ばれるプログラムで、導入するとオンラインのディスクスペースとしてエクスプローラーなどから利用できるようになります。

まず、サンバの導入

  • samba
  • system-config-samba
  • samba-common
  • samba-client

例によってこれくらいが必要な感じです。

yum -y install samba system-config-samba samba-common samba-client

簡単ですね(´・ω・`)
【/etc/samba/smb.conf】の設定ファイルを確認していきましょう。

workgroup = workworknetwork

【workworknetwork】の部分に自分のWindowsのワークグループ名を入力

【workgrop】の近くに日本語設定を追記しましょう。

unix charset = UTF-8
dos charset = CP932
display charset = UTF-8

【Standalone Server Options】の中にある項目(102行目付近?)

security = user

【load printers = yes】(220行目付近?)にある項目を【no】へ

load printers = no

samba用の共有ディレクトリを作成します。(この設定も要らないかも?)

mkdir /home/samba
chown nobody:nobody /home/samba

2行目は所有者の変更。

最後にファイル共有用のユーザーを設定。

useradd mysamba

【mysamba】がユーザー名(仮)

passwd mysamba

パスワード設定。
samba用のパスワード設定

pdbedit -a mysamba

Sambaの起動

service smb startservice nmb start

2つを起動。
上手く動いているなら後で自動起動の設定をしておきましょう。

chkconfig smb onchkconfig nmb on

まだまだ続くよ(´・ω・`)

iptablesの変更

# Samba
-A RH-Firewall-1-INPUT -p tcp --dport 139 -j ACCEPT
-A RH-Firewall-1-INPUT -p tcp --dport 445 -j ACCEPT
-A RH-Firewall-1-INPUT -p udp --dport 137 -j ACCEPT
-A RH-Firewall-1-INPUT -p udp --dport 138 -j ACCEPT

ここまでしたら一度再起動しておきましょう。

windows7側の設定-セキュリティポリシーの変更
「ファイル名を指定して実行」を使って【secpol.msc】ファイル名を指定して実行します。

ここでマウント出来るかトライしてみましょう。


上手くつながっていれば、これでOKのはずです。

macからは「移動」で「サーバーへ接続」を押して【smb://xxx.xxx.xxx.xxx/mysamba】でOKだと思います。

最終更新からかなり年月が経っています。
記録として残しているので予めご了承ください。


電器屋Walkerの過去配信のBGMで利用させて頂いております。

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