Podcastの基礎知識

コーヒー主観のポッドキャスト総論

2-1.Podcastの基本はアーカイブ配信

執筆者 | 2021年11月22日

2.音声配信プラットフォーム

2-1.Podcastの基本はアーカイブ配信

 携帯回線が発達してきた現在においてはその限りではありませんが、Podcastはその仕組み上「オフライン再生」を前提としていました。
 Podcast管理アプリに登録された番組はRSSにより更新が通知され、自宅のWi-Fiに接続中に自動的にダウンロードされる。この仕組みのおかげでいわゆる「ギガ」を消費することなくコンテンツをスマホへダウンロードすることが出来る。事前に端末にダウンロードしておくことで、地下鉄や自動車移動中など携帯回線網への接続安定性が低下する環境でも途切れなく楽しむことが出来るという特徴的でした。

 現行のPodcast再生アプリのデータ取得方式には2種類あります。
 1つは旧来の動作である「RSS受信をキッカケに音声ファイルを丸ごとダウンロードする」方式。

 もうひとつはAppleがiOS版のiTunesアプリからPodcastアプリを分離して以降に登場した動作です。
 まずRSS受信時点では対象音声ファイルのURLのみを保持します。これでリストに新しいエピソードが表示されます。そして再生時にRangeヘッダを用いたHTTP範囲リクエストによって音声ファイルを疑似ストリームとしてダウンロードしながら再生していきます。再生状況に応じてパート毎にダウンロードするようなイメージでしょうか。

 前者は自宅Wi-Fiなど定額高速回線を経由するためいわゆる「ギガ」の消費を気にせずに良く、後者はファイル全体のダウンロード完了を待つことなく聞き始めることができます、2つの方式それぞれに利点があります。

 YouTubeではLIVE配信も盛んに行われていますがPodcastではLIVE配信という概念は基本的に存在しません。
 Radiotalkやstand.fmの様にライブ配信が可能な音声配信プラットフォームも登場してきましたが、Podcastに限ってはアーカイブ配信が基本となっています。それは前述の通りRSSを活用した配信手段や利用方法がそもそもLIVE配信を前提としていない為です。

 ではLIVE配信の需要がないのか?と言われればそうではありません。双方向性やリアルタイムなコミュニケーションは聴取者の聴取体験を向上させると共に、番組構成にもプラスの影響をもたらす場合もあります。もっと言えば配信者のモチベーション維持や収益化=マネタイズにも好影響を与えることもあると思います。

 我が電器屋Walkerでは「公開収録」と称してDiscordのサーバーにて収録の様子を公開しています。Woodstreamのデジタル生活の木澤さんと共同運営している配信者と聴取者を結ぶコミュニティです。リスナーはLive配信を聞きながら、テキストチャットで配信に参加する事ができ双方向性が産まれます。収録の内容は別途編集されPodcastにて配信されるスタイルです。ツイットキャスティングやtwitterのスペース、Clubhouse等のLive配信プラットフォームを併用する事で、収録は行いつつもリアルタイムコミュニケーションを行う取り組みもありますね。

 Twitcastingをポッドキャストに活用している例
 ・ぶっとびきょうだい くだばな

 Clubhouseをポッドキャストに活用している例
 ・くりらじ テックAvenue アフタートーク (yanmaさんのtwitter)

 ※自薦他薦でTwitcastingやClubhouse、その他のサービスを活用しているPodcast番組の情報をお待ちしております。

 それぞれにメリットデメリットがあります。収録を配信する方法にも試行錯誤が必要ですので誰でも簡単にという訳にもいきませんが、Live配信とPodcastを融合したサービス等もありますので、今後の変化にも注目していきたいです。


電器屋Walkerの過去配信のBGMで利用させて頂いております。

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